REPORT
SAGA BLUE PROJECTの取り組みについてのレポートです。
06.若者と高齢者への交通安全啓発活動
令和4年度は、令和3年度に引き続き、事故の多かった若者と高齢者をターゲットとした交通安全啓発活動を実施しました。
令和3年度から反響が大きかったマニャーパトロール
令和4年度は、西九州大学にてスタートしました。学友会の方々が素敵な飾りつけをしてくださり、西九州大学のマスコットキャラクターの「ナガーラ」も登場。学友会の会長より、ながらスマホ運転をしない旨の宣言もしていただきました。
令和4年度からはパトロールのブースでマニャーの広報啓発CMも放映し、ブースに来られた方々への交通安全の呼びかけがパワーアップしました!
高齢者への呼びかけも行いました
高齢者が集うイベントへ赴いて、500人を超える高齢者がアンケートに協力していただき、反射材の配布などの広報啓発活動に参加してくれました。
また、高齢歩行者の死亡事故が後を絶たないことから、反射材の着用率向上を目的とした実際の夜間の反射材の見え方や、安全な道路の横断を目的としたハンドサイン※の見え方について、実証実験を行った動画を作成しました。イベント会場で放映したほか、ケーブルテレビなどを通じて県民の方々へ見ていただきました。
※ハンドサイン
歩行者がドライバーに対して、手を上げる、手を差し出す、ドライバーに顔を向ける、ドライバーの目を見るのハンドサインにより、横断する意思を明確に伝え、安全を確認してから横断を始めること、横断中も周りに気を付けること。
おじいちゃんおばあちゃんへ反射材のプレゼント
反射材の着用については、『大切な人からもらったものなら身につける』といった声もあったため、令和3年度に引き続き、幼稚園・保育園等で、おじいちゃんおばあちゃんへプレゼントする反射材のワークショップを実施しました。ワークショップは、歩行者事故の発生率が高い5市町の5か所の幼稚園・保育園で実施したほか、5市町の全幼稚園・保育園に対し反射材キットを配布し、独自でワークショップを実施してもらいました。
最後に
こうした様々な取り組みにより、のべ約10,000人の方に直接交通安全について訴え、自分事化してもらうきっかけを作ることができました。
これからも、交通事故のない佐賀県を目指していきます。